All Articles

Google スライドを PDF 化すると日本語がかすれる問題に完全勝利する方法

この記事にたどり着いた方は、きっと Google スライドで作成した資料を PDF 化したところ、日本語がかすれてしまって困っている方だと思います。

私もその現象に遭遇し困っていたのですが、なんとかする方法を見つけたので紹介させていただきます。

他の記事で紹介されている対処法

先立って、他の記事で紹介されている対処法を紹介させていただきます。

以下の 2 つの記事で、この現象の対処法が紹介されています。

これらで紹介されているのは、

  • Google スライド以外のツールを使う
  • 日本語のボールドを使わない

という回避策で、Google スライドで日本語のボールドを使う場合は諦めることになっています。

これから紹介する方法は、「Google スライドで日本語のボールドを使う場合」にも対応しています

対処法

この記事で紹介する対処法を一言で言えば、「Google スライド以外のツールで PDF 化する」です。

どうやらこの現象の原因は Google スライドの PDF ダウンロード機能が原因のようなので、他のツールで PDF 化することで解決できました。

手順

一応、簡単な手順も書かせていただきます。

1. pptx の形式で Google スライドから出力する

まず、Google スライドで作成した資料を、.pptx の形式でダウンロードします

2. 他のツールで開き、PDF 出力する

ダウンロードした .pptx ファイルを、他のツールで開いて PDF 出力します

私が試したのは、Mac の Keynote と、Ubuntu の LibreOffice になります。 (LibreOffice は Windows や Mac にも対応しており、無料で使えます)

Mac の Keynote ではオブジェクトの配置がある程度崩れてしまいましたが、LibreOffice では配置の崩れもありませんでした

おわりに

ということで、Google スライドの PDF 化で日本語がかすれる問題に完全勝利することができました。

特に Speaker Deck が PDF しか対応していないので困っていたのですが、この方法で切り抜けられました。

ゆくゆく Google スライドの PDF 化機能が改善されるのが理想ではありますが、それまでの対応としては悪くないと思います。