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メディアアート・デジタルアートの概要と、利用できるソフトウェア・ライブラリ

画像・動画・音声処理および XR 一人アドベントカレンダー 23 日目の記事です。

メディアアートやデジタルアートという単語を聞いたことはあったのですが、どんな意味なのかよく分かっていなかったので、改めて調べました。

また、特にデジタルアートに利用できるソフトウェア・ライブラリについても調べました。

技術に関する◯◯アートについて

メディアアート

メディアアート - Wikipedia」によると、メディアアートは、

芸術表現に新しい技術的発明を利用する、もしくは新たな技術的発明によって生み出される芸術の総称的な用語

とのことです。

コンピュータに限らず、映像技術やロボティクスなどを活用したものも含むようです。

デジタルアート

デジタルアート - Wikipedia」によると、

デジタルアート(Digital art)は、デジタルコンピュータを使って芸術作品を作ること

だそうです。

「メディアアートのうち、コンピュータを使うものがデジタルアート」ということですね。

完全にコンピュータで生成する場合もあれば、写真などを元に加工したものも含まれるそうです。

ジェネラティブアート

デジタルアートのうち、完全にコンピュータがアルゴリズムで生成したものを、「ジェネラティブアート」と言います。

参考

その他

他にも

  • コンピュータアート
  • ソフトウェアアート
  • インターネットアート

などの似た言葉がたくさんあり、使い分けはなかなか難しそうでした。

デジタルアートに使えるソフトウェア・ライブラリ

Processing

デジタルアートに使えるソフトウェアとして最も有名なのは、Processing だと思います。

Arduino と接続して図形を描画する用途にも使われたりします。

参考

p5.js

Processing と並んで有名なのが、p5.js です。

Web 上で p5.js のコーディングや作品の投稿ができる「OpenProcessing」というサービスもあるようです。

その他

デジタルアートにつかえるソフトウェアやライブラリは、他にもたくさんあるようです。

参考: クリエイティブコーディングとは?メディアアート・インタラクティブアートなど音響・映像表現をする為のプログラミング環境のまとめ – Creative Plus

クリエイティブコーディング

Processing や p5.js を使ったりして、プログラミングで絵やアニメーションを作ることを「クリエイティブコーディング」と呼びます。

参考: クリエイティブコーディングとはどんな活動で、どんな所が面白いのか語らせてくれ!|reona396|note

クリエイティブコーディングをしてみたい場合は、書籍や以下のページなどが参考になりそうです。