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非初心者向けの Python の解説書まとめ

Python はデータ分析中心によく使われていますが、if・for といった基本文法の先までは学んでいないという方も少なくありません。

この記事では、そんな Python について、他の言語経験者の方が基礎から学んだり、if・for といった基本文法の次を学びたいという方が手に取ったりするための書籍を紹介します。

Python実践入門 ── 言語の力を引き出し、開発効率を高める

プログラミング経験者や、Python を使っていてステップアップしたい方に向けた Python の解説書です。

条件分岐や関数・クラスといった基本文法から、ジェネレータやデコレータといった少し発展的な要素も含め、Python の基礎として知っておきたい内容が一通り解説されています。

他にも特にモジュールやパッケージの取り扱いが丁寧で、パッケージがどのように読み込まれるかの仕組みなどが役立つと思いました。

2020 年発売の新しい書籍でもあるので、2021 年現在、他の言語の経験者が Python を学ぶならまずこの 1 冊がおすすめです。

パーフェクト Python [改訂2版]

「パーフェクトシリーズ」の Python の解説書です。

“Python の禅” を含む概要から始まり、ジェネレータやデコレータなどを含む、おさえておきたい文法などが一通り解説されています。

後半は標準ライブラリやサードパーティ製ライブラリの紹介となっており、Python でよく使われるライブラリをざっと把握できます。

Effective Python 第2版 ―Pythonプログラムを改良する90項目

「Effective シリーズ」の Python の解説書です。

『Python実践入門』や『パーフェクト Python』などで解説されている Python の基本は理解した上で、Python らしいコードを書く方法が解説されています。

難易度は高めなので、Python の実践経験をある程度積み、『Python実践入門』では全然物足りないくらいになってから手に取るのがおすすめです。

Python の実践経験が豊富な方でも学びがあるような書籍となっています。