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VR 何も知らない状態で VRChat やってみた

画像・動画・音声処理および XR 一人アドベントカレンダー 12 日目の記事です。

VR について全然何も知らない中、現在最も有名な VR SNS である VRChat をやってみました。

また、現在開催中の「バーチャルマーケット2021」にも行ってみました。

VRChat を始めるときの参考情報

VRChat をやってみるにあたって、初心者向けの記事をいくつか読みました。

以下、参考になった記事をいくつかリンクしておきます。

また、以下のような初心者向けガイドも見つけました。

始める前に知っておくべきこと

上記の記事などを読んだ (そして実際にやってみた) 結論として、とりあえず、

  • 操作に慣れたいなら、とりあえず Home に行ってみる
  • そして日本人初心者は「JP Tutorial」というワールドに行くべし
  • ワールドごとに複数の「インスタンス」がある
  • ワールドに 1 人で入りたい場合は、ワールド選択時に「New Instance」で「Invite Only」にすればよい

くらいおさえておけば大丈夫です。

まずは Home へ

VRChat を始めて、簡単なチュートリアルのあと、デフォルトの Home に行きました。

ここに置いてあるもので少し操作の練習をしてみたりしました。

ちなみに Home は変更可能です。 以下の記事が参考になりそうです。

いくつかの定番ワールドへ

操作に慣れた後、試しに 1 人でいくつかのワールドに行ってみることにしました。

JP Tutorial

まずは日本人向けのチュートリアルワールドに行ってみました。

いろいろ書かれていましたが、ざーっと見て、最後のほうで紹介されている他のワールドに行くことにしました。

USiOPORT

JP Tutorial の最後に紹介されていた USiOPORT というワールドで、色々なワールドが紹介されているということだったので、USiOPORT を経由していくつか行ってみました。

Space Colony “Island-4”

ガンダムなどで登場する円筒形のスペースコロニーのワールドです。

個人的に Twitter で見かけて、一番行ってみたいと思っていました。

車や電車 (?) で移動することができ、電車の中から写真を撮ってみました。 (なんとなく、スクリーンショットやキャプチャではなく、「写真」という言葉を使いたくなりました)

ちなみに車は自分には操作が難しく、VR 酔いも感じたので、少し乗ってみるだけにしておきました。 電車のほうは快適でした。

他にもいくつか

その後、なんとなく気になったワールドにいくつか行ってみました。

写真を 2 枚ほど貼っておきます。

バーチャルマーケット2021

2021 年 12 月 19 日まで、バーチャルマーケット2021 (通称 Vket) というイベントが開催中です。

ブラウザのみでも参加できますが、VRChat のワールドとして入ることもできます。

エントランスと「Parareal Shibuya」・「Parareal Akihabara」に行ってきたので、3 枚ほど写真を貼っておきます。

Parareal Shibuya では、話題になっていた「SMBC日興証券のジェットコースター」に乗ってみました。

車や電車もそうですが、VR で乗り物に乗れるのはなんとなく楽しい気持ちになりますね。

車とジェットコースターはかなり VR 酔いを感じたので、VR 酔い対策は別途調べようと思いました。

感想

以上、VRChat でいくつかのワールドに行ったり、VKet を少し見てみたりしました。

Oculus Quest 2 のチュートリアルをやったときにも思ったのですが、現代の VR のクオリティはめちゃくちゃ高いです。

当たり前ですが、横を見れば横の景色があり、上を見れば上の景色があり、下を見れば下の景色があるというのは、実際に体験すると感動します。

そして、やってみるハードルも非常に低いです。 とりあえずやってみるだけであれば、PC なしで Oculus Quest 2 だけ用意する、といった方法でも十分です。

あとはよく言われるような、VR 酔いや HMD をつけながら飲食しにくいといった点が解消されれば、今以上に楽しめるようになると思います。 どんな対処法があるのかは後日調べてみようと思います。

キーワード

最後に、VRChat について調べていて気になったキーワードについて書いていきます。

トラストレベル (Trusted Level)

VRChat にはユーザにトラストレベルという概念があります。

ざっくり言えば、プレイ時間が長くなると、アバターやワールドのアップロードなど、できることが増えていくというものです。

具体的な内容としては、以下の記事が参考になります。

Udon

Udon は VRChat で提供されているプログラミング環境です。

  • Udon Graph … ノード式のプログラミング環境
  • Udon Sharp … Unity (C#) で Udon のプログラミングができるアセット

の 2 種類があるようです。

こういったものによくある話ですが、Udon をうまく使うには結局 Unity (C#) の知識が重要なようなので、まずはそちらから勉強したほうが良さそうだなと感じました。

参考